<注意!>10月は生活道路での子供との事故が一番多くなります!

生活道路(車道幅員5.5m未満の道路)は、地域住民が日常生活で利用しており、子供たちも登下校や遊びに出掛ける時など、多く利用されています。
警察庁「令和7年秋の全国交通安全運動の実施について」の発表によると、歩行中の小学生の死者・重傷者数は10月が一番多くなっています。道幅が狭い生活道路を車で走行する際は、子供との接触に対するより一層の注意が必要です!

歩行中の小学生の法令違反別では、「違反あり」が約6割を占めており、その中でも「飛び出し」が3割以上を占めています。

*事故が発生する理由として*
環境・・・狭い道が交わっている場所が多く、歩道と車道が区別されてない。建物の壁や電柱などによる死角が多く、見通しが悪い。
子供・・・登下校時、友達と話ししながら道路に広がって通行する。遊びに夢中で、周囲の安全確認をせずに道路へ飛び出す。
ドライバー・・交通参加者が少ないため、つい安全確認を省略してしまう。「自車の存在にきづいているだろう」と思い込み、油断や過信       が生じる。

事故防止のポイントとして、見通しが悪い場所では、「この先で子供が遊んでるかもしれない」などと思って徐行運転をするようにしましょう。見通しの悪い交差点に進入する際は、必ず一時停止を行い、目視とカーブミラーなどで周囲の状況を確認しましょう。子供の急な飛び出しを確認したときは、いつでも停止できるようにブレーキを足に乗せた構え運転を行いましょう。

令和8年9月1日より、生活道路における自動車の法定速度が時速60㎞から時速30㎞に引き下げられます。
時速30㎞を超えると、歩行者の致死率が急激に上昇するというデータもあり、すでに実施されている「ゾーン30・ゾーン30プラス」以外でも、対象の生活道路全般で引き下げられます。詳細は警察庁・各都道府県の広報啓発ポスターをご参照ください。

*!天候や時間帯など、状況によって潜む危険は異なります!常に子供の存在を意識しましょう!*